DVD観賞   

今回は、邦画2本です。

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

東宝

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桜田門外ノ変【DVD】

東映

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【悪人】
少し前に話題になっていたので借りてみました。

そーですな。

この面子なら当たり前だろうけど、やっぱり役者さんが皆ウマい!

だって妻夫木聡、深津絵里、そして樹木希林、柄本明だもん、そりゃ~そうなんだけど、
今回結構いい味だしてたのが、計算高いOL役をやった満島ひかりと
軽薄な大学生役の岡田将生かも。

二人とも、「うん、いるいる~こういう奴!」と共感できました。

ブッキーも深津さんも、孤独な冴えない人間を演じるには
美男美女過ぎましたね・・・やっぱり。

もちろん二人ともそれなりに役に入り込んでいるし
見ていて違和感はないのですが
以前見た「容疑者Xの献身」で、堤真一が、普段あんなにイケメンなのに
映画の中では、どっからどーーみても冴えないモテない学校の先生にしか見えなくて
度肝を抜かれたことがあるので、それと比較しちゃいました・・・。


映画を見てて思ったのは、
皆、人間は一面だけじゃないってこと。

主人公の祐一だって、一生懸命仕事をし、家族の介護をし、真面目で優しい一面がある。
だけど、満島ひかり演じる佳乃から罵られ、ついカッとなって手をかけてしまう。

その佳乃だって、柄本明演じる父親から見れば
ただただ可愛い、目に入れても痛くない娘なんだけど
その娘も裏では、出会い系を使って火遊びを楽しみ、自分に夢中になった祐一を
自分の都合でいいように振り回し、相手の都合や気持ちなど平気で踏みにじる。
その反面、将来有望な大学生の増尾に対しては、玉の輿に乗ろうと媚へつらって
なんとか気に入られようと計算高くふるまうイヤな痛い女の面もある。

だから、その人のほんの一部分の面や行動だけを見て、
悪人かどうかなんて決められないということなんだろうなぁ。

そしてもうひとつ、結局人生には「自分より大事な存在の誰か」が必要であると。

考えさせられる部分はあるけど、「そりゃ~そうだよな」と思うだけで
最近涙腺崩壊気味の私でも、そこまで感動はしなかったのであった。

なので、☆みっつ。


【桜田門外の変】
最近、幕末の頃の本を少し読んでいるし、
私の好きな俳優さんである、大沢たかおが出てるのもあって
興味をそそられて借りてみました。

あの有名な、大老井伊直弼が殺害される事件の前後の出来事を描いたお話しです。

それ以外でもそれ以下でもありません。

それでも、やはり冒頭の暗殺のシーンではドキドキしました。

最初、井伊直弼の乗った籠を運ぶ行列の周りを
暗殺を企てている水戸・薩摩藩士がパラパラと遠巻きに取り囲んでいるのを見て
「いやいや!どーー見ても怪しいでしょ!なんで警戒もせず普通に進んでるの?」
と画面に向かって思わず突っ込んでしまったわたくしですが、
その後ネットで調べてみた所、昔は田舎から出てきた武士が、「武鑑」を手にしながら
大名の登城を見物する光景は珍しくなかったとか。

へ~そうなんだ、と感心しつつ
昔も今で言う「タレント名鑑」みたいなものがあったということにも驚きました!

それにしても、自分が生まれたホンの100年少し前には
まだ江戸時代だったなんて・・・

そのことを、ものすごく考えてしまいました。

あの時代の事は、あの時代の事・・・ではなく、
その日があって、明日があって、また明日があって、そしてまた明日があって・・・
そして今日なんだと。つながっているんだと。

本当に実感しましたね。

幕末の頃に、世の中を変えようと、
様々な数え切れない程の志士達が、自分の命を賭けて働いてくれたからこそ
今、この日本があるんだ、という事を。

もしも、もしもそういう人達が現れてなかったら、
今頃日本は、見事に外国の植民地になっているか、もしくは
まだまだ徳川幕府政権の下、士農工商で暮らしていたかも知れないんですよ!

そんな事を考えさせられた一本でした。

でも、映画的には後半、淡々とし過ぎてちょっと見るのが辛かったので
☆3つくらいかな。

by morumaru2 | 2011-07-23 20:12 | DVD・映画

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